仙台パープルデー2017の報告です
仙台パープルデー2017「知って安心、てんかんと就労」
2017年3月25日(土)にせんだいメディアテークにて、てんかん啓発イベントを開催し、約230人の参加者で賑わいました。今回は「就労」をテーマに、てんかんという病気の多様性と個々のニーズの幅広さを学びました。仙台を拠点として活躍中のアコースティックバンド「金子ヤスタカバンド」の金子さんとATSUSHIさんには、心に響くライブとご自身の体験から語る熱いメッセージを頂きました。ファッションコンテストでは、飛び入り参加やハプニングが満載の中、パープルを身にまとった出場者の方々に自分らしさや応援メッセージをアピールしていただきました。そして、パネルディスカッションでは、てんかんをもつ当事者は「自分の病気のエキスパートになり職場に伝え安心してもらうこと」、地域の就労支援事業所は「当事者の就労上の障害の解消だけでなく、その人が仕事に活かせる強みや能力も引き出しサポートを行う機関であること」、そして雇用主は「てんかんの多様性を理解し、個別のニーズに対応することで、安心して働く環境が提供できる」という多面的な重要性が話し合われました。日本てんかん協会宮城県支部やエフエム仙台をはじめとする沢山の方々のご協力とご支援に、実行委員会スタッフ一同感謝申し上げます。
2017年3月25日 <プログラム概要>
てんかんとは?(東北大学病院てんかんセンター長 中里信和)
てんかんと就労(同院てんかん科 藤川真由)
金子ヤスタカバンド ライブ&トーク
Mr & Ms Purple ~Sendai Purple Collection~
パネルディスカッション「てんかんと就労」
・日本てんかん協会宮城県支部 武田彩氏
・金子ヤスタカバンド 金子ヤスタカ氏
・仙台市障害者就労支援センター 齋藤涼平氏
・東北大学てんかん学分野准教授 神一敬氏
・東北大学病院医療ソーシャルワーカー 大竹茜氏
総司会:石垣のりこ(エフエム仙台)
展示コーナー:株式会社特殊衣料、就労支援事業所、日本光電東北株式会社、日本てんかん協会宮城県支部